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ラードーンは、ギリシア神話に登場する、
ヘスペリデスとともに黄金の林檎を守っていた、
100の頭を持つドラゴン。
長母音を省略してラドンとも表記される。
テューポーンとエキドナないしガイアとの間の、
またはポルキュースとケートーの
間の子であるといわれる。
百の頭があるため常に眠らずに
黄金の林檎を守っていた。
彼はヘーラクレースの十二の難行、
黄金の林檎を取ってくる冒険の際に、
ヒュドラーの毒のついた矢によって殺された。
ヘーラーはラードーンを
天空に上げりゅう座とした。
ただし、ヘーラクレースはアトラースに
黄金の林檎を持って来させたためラードーンは
退治していないともいわれる。